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刊行を気にしているマンガ2009(2) [マンガ]

こんな調子で全部やるのか、自分?
まぁその、書きたいことを書いておきますか。

■へうげもの:山田芳裕 先生

へうげもの―TEA FOR UNIVERSE,TEA FOR LIFE (1服) (モーニングKC (1487))

この人が書いてきたものはみんな好きです。
江戸、10種競技、野球、宇宙、数寄・・・

どれも愛すべき規格外のバカが登場します。
僕も「度胸星」がどうなったか気になる一人です。

■テレプシコーラ/舞姫:山岸凉子 先生

テレプシコーラ/舞姫 第2部1 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)

日出処の天子 以降のファンです。
僕の中では日出処の天子が最高傑作ですが、このテレプシコーラも大好きです。
数奇な運命、止められない悲劇、残酷さ、良心というのが山岸先生に対する自分のキーワードかな。
丁寧な人物描写、緊張感、絵の美しさ・・・たまりません。

ところでテレプシコーラの掲載誌、はじめてみたとき驚きました。
マンガ雑誌じゃなかったんですね。無知でごめんなさい。

■とめはねっ!:河合克敏 先生

とめはねっ! 鈴里高校書道部 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)

柔道、競艇、書道と来ました。
この先生のなんともストイックな感じが大好きです。(作者は同世代)
お堅いギャグも織り交ぜつつ、足元を見失っていないところが好感です。

短編とかは書いてないのかな。
自分の知る限り無いのですが、あるならぜひ読んでみたい。

とめはねっ!では女子の主人公を文武両道(?)とすることで、体育系(柔道)と文科系をとてもバランスよく展開していると感じています。
氏の描く柔道の周辺は「帯をギュッとね!」のファンにはたまらないです。

テーマを二次元芸術の書道にしたのは大正解だと思います。
書は絵としてのインパクトもあって、大変おもしろいです。
「書」の引用も不思議に成功していると思います。
※スタッフは大変でしょうね。

文科系の描写は難しいと思いますが・・・
難点のひとつは、その優劣の基準が、得点とか秒数というハッキリしたものではないからです。
自分が文科系の部活をしていたのでそのあたりも興味深く、期待しています。

■JIN(仁):村上もとか 先生

JIN―仁 (第1巻) (ジャンプ・コミックスデラックス)

今回のテーマはどう捉えたらいいでしょう。
タイムスリップ医療モノ?

氏の作品は 龍、赤いペガサス、六三四の剣 を読んできてます。
主人公が困難にどう立ち向かうかとか、いかにライバルを倒すかとかの熱さがテーマだったでしょうか?
読みが浅いかな。

僕が村上もとか作品群に感じている魅力は、主人公の超人っぷりはもちろんですが、主人公の強いハートと行動力かな。(こう書くと恥ずかしいけど)

僕は 龍 の10巻くらいまでのところが特に好きです。
師匠である内藤氏が絡む話は特に魂を揺さぶられます。

JIN(仁)の話は最終的にどうするんだろう。
割とショボく終わる予感もしています(ごめんなさい)が、それでも構いません。
ここまで JIN(仁) を楽しんだし、何より ファン ですから。

■A級
・ONE PIECE
・バガボンド

尾田栄一郎先生と井上雄彦先生の両氏は現在、掛け値なしに最高の作家だと思います。
私の中では生き神様と言ってしまってもいい。

ONE PIECE は関連が一大産業を成しているので、もし作家が倒れたらほんとうに大変になことになると思っています。
尾田栄一郎先生は守りに入らず、どころかますます健筆で凄まじいです。
BSマンガ夜話で夏目さんから「作家は作中人物と同じ顔をして書いている」というようなことを聞きましたが、僕もそう思います。
「ゴムゴムのー!」と執筆中の先生のお顔を拝見したくてたまりません。

井上雄彦先生、神懸っています。
私がいうことは何もありません、おつうさんカワイイ、以外には。

失礼しました。
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刊行を気にしているマンガ2009(1) [マンガ]

あけましておめでとうございます

年末からmax続きのvaio(VGN-FW71DB/W)への物欲をなんとか抑えつつの新年です。

特に脈絡ありませんが、2009/01現在、僕が気にしているコミックを記します。
S級
・少女ファイト
・へうげもの
・テレプシコーラ
・とめはねっ!
・JIN(仁)
A級
・ONE PIECE
・バガボンド
このほかは「のだめ」や「もやしもん」、星野之宣先生作品などが好みです。

あ、頭文字Dも買っているけど、期待よりは確認というか習慣ですね。

■少女ファイト:日本橋ヨヲコ先生

少女ファイト 1 (1) (イブニングKCDX)

2008年3月から読んでいます。
はじめは大石練を主人公とした新しい女子スポーツものだと思ったけど、話の進め方から「青春バレーボール群像」という方が捉えている気がします、今のところ、ですが。

主人公・大石練(おおいしねり)が魅力的でたまりません。
ぞの他の登場人物もとても魅力的です。
人物の描写には女流作家特有の「愛が全員に注がれている感」を感じています。
もうすぐ5巻が出る少女ファイトですが、既巻を何度も読み返しています。

掲載誌のイヴニングは少女ファイトが載るときだけ買っています。
コミックと掲載誌の両方を買うのは今の僕にとってコレだけです。
連載が月イチなので休載があると2ヶ月待ちというとんでもないことになります。
なので(?)日本橋ヨヲコ先生の他の作品も開拓したりしてます。

少女ファイトの大きな話のうねりは「在校生徒による春高優勝」に向かっているものと思われますが、今はまだ各キャラごとにフォーカスをあてているところなのだと感じています。
どこにどう着地するのかまったくわかりませんが、練ちゃんに幸あって欲しいと切に願っています。
応援させていただきます!

・雑記
登場する女の子がとにかくみんなカワイイと感じている。 おっさんだしね。
女子バレーボールという競技の周辺が好き。 全日本とかヨリが跳ぶとか。
日本橋ヨヲコ先生の極東学園天国という作品は初出時、ちょっと気になっていた。
そのあたりが自分側のツボなのかな。

つづく
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ハチミツとクローバー [マンガ]

自分のblog的にはとうとう「マンガの話登場!」ってカンジです・・・
20080915_ハチクロ.jpg
で、ハチミツとクローバーですが、BSマンガ夜話の地上波再放送版を見て興味を持ったので全巻をオトナ買い(中古だけど)して一気に読みました。
※気になったところに付箋(ガム紙だけど)

ハチミツとクローバー (1) (クイーンズコミックス―ヤングユー)

ハチミツとクローバー (1) (クイーンズコミックス―ヤングユー)

  • 作者: 羽海野 チカ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2002/08/19
  • メディア: コミック


これまでにこのタイトルは何度か耳にしたことがあったけど「絵柄」があまりにもソフトな印象だったため近寄れないでいました。

ですが、番組での熱いトークに「少女マンガ読み」としてのハートに火が付いてしまいましたとさ☆

アニメ版や実写版の存在は知りませんでした。 大人気なんですねぇ・・・
今回原作を読んだのでおいおいそちらも楽しめたらいいなぁと思います。


ハチクロの内容は絵柄以上にハードでした。
青春群像劇、っていう範疇なんですね。

5巻までは「ふーん」って感じで読んでました。
絵や進行に慣れるまで5巻を要した、って感じです。

そして、6巻の途中で爆笑して一気にのめり込みました。
爆笑シーンは「お父さんの似顔パン作り」の一連です。
マンガで大爆笑したのは久しぶりです。
もう「頭部!」で10分くらい笑い転げていました。
ああいうアホアホシーンは大好物です。

6巻は全巻を通しても笑いに振ったシーンが多く、付箋の箇所で大いに笑わせてもらいました。


■雑感
・女子の料理がアレで男子として物凄く残念(しかもふたりとも)

・ミドリちゃん(犬)は、ハレグウに出てくる怖いおば様そっくり

・タイトルは何か?と思いながら読んでいたが、ちゃんと消化されていて切なくなった

・恋愛関係のシーケンスはまぁ王道か、という印象

・巻末のミニマンガが恐ろしく楽しい

・はぐちゃんの作品をもっと見たかった

・男性からの視点?がすばらしく、ああ、確かにこれは単なる少女マンガじゃないな、と感じた

・昔のマンガみたい

・確かにこれなら男性も読めると思ったけど、やはりある程度の「少女マンガ慣れ」は必要という気もした

・正統派のマンガ、剛速球


■自分探し
長距離単独自転車行については(少しは)身に覚えがあり、いろいろ感心しました。
 (※19才のとき埼玉(与野)から広島(尾道)にmiyataのランドナーで単独行の経験あり)

それにしても、作者はなぜこれを書けたんだろうと驚きを隠せません。
やったことのある人しかわからないハズなのだが・・・
おいおいそんなことまで暴き出さないでくれよ、と作品にツッコミを入れまくりでした。

僕もJRの高架下で休憩したし、恐怖のトンネル突入は本当に笑うしかなく
叫びながら特攻したのを強く覚えています。

「自分探し」の描写では周囲の表現(テレとギャグ化)も楽しかった。
  おー!「自分探し」ですな、さすが竹本君!
  「自分探し」では仕方ありませんな
  自分探し3級

僕は自転車の旅に自分を少し重ねたけど、このマンガはそういう「わかる!」というシーンが
随所にある気がする。
そしてそれがこの作品の人気のヒミツではないかと感じています。


■その他
BSマンガ夜話の地上波再放送ってこれまでもあったんですかね。

この番組が見たいために何度もBS環境の導入を考えてきましたが、今後も再放送をやってくれるのかな?

シラベルト、番組DVDが発売されていたりも・・・

BSマンガ夜話 童夢 -大友克洋-

BSマンガ夜話 童夢 -大友克洋-

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD



でも高い。
僕もAmazonレビュワーさんと同じことを感じました。
  1話500円で2000円でいいじゃん!

BSマンガ夜話集中大再放送!ってのが来たらどうしよう。
 その時はBS環境を導入するしかないですね。

・ご参考:wiki BSマンガ夜話
http://ja.wikipedia.org/wiki/BS%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC%E5%A4%9C%E8%A9%B1

大好きな山岸凉子先生、佐々木倫子先生、二ノ宮知子先生の回は特に見たいなぁ・・・

で、ハチロクじゃなかったハチクロは、しばらく寝かせてまた再読☆しますわ!

最後に、関係ないけど
  ビバ、テレプシコーラ第2部スタート!!
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